トップじゃい!
投稿日:2014/09/15カテゴリー:落語会報告コメント:コメントはまだありません
皆様、新内閣が発足いたしましたね。
都内の花屋さんで贈答用の “胡蝶蘭” が売れまくって足りないという記事を見ました。
まあ、高級ってのがわかりやすいですもんね。
でも、胡蝶蘭って、
贈る側の「奮発しちゃった度」と、
貰う側の「貰って嬉しい度」のつり合いがとれてないような気がするんですよね。
まあ今回の胡蝶蘭は贈る側が何を思って贈ったのか?
貰う側もどう感じたのか?
私がわかるわけありませんけど・・・。
やっぱり贈り物は相手のことを考えないとですよね。
その点私は、
胡蝶蘭大好きです!
だから皆様いっぱいくださいね!
どうも~、最低野郎で~す!
というわけで、胡蝶蘭といえば生花界のトップですよね!
では、日本のトップといえば?
安倍晋三さん?
ノンノン。
たしかに日本のトップっちゃあトップですが、
日本のトップのトップランキングではトップじゃない。(ややこやしいな・・・)
「じゃあなんだよ?」
と呟いたアナタ。
本当はわかっているでしょう?
日本のトップのトップランキングのトップは、(ややこやしいわ!)
もちろん、
富士山でしょうが!
ドッカ~~~ン!
男なら人生一度くらいはトップを目指したい!
でもトップってのは中々手の届かないもの。
それがこんな私でも到達できるトップがあったのさ、日本にはね!
このブログをご覧いただいてます皆様にはご案内の通り、
私、富士山に登っちゃった。
今更その話かよ!
と呆れられてる方もいらっしゃいますでしょうが、ゴメンちゃい。
話をさせてくださいまし。
私は、私は声を大にして言いたい!
スッゲ~~~つらかった!
ホントつらかった!
登った皆さんもっと言いましょう!
ちっとも楽じゃありませんよ!
そりゃ登山者のコンディションもあるでしょう。(私は初心者です)
天候にもよるでしょう。(私は初心者です)
でもね、山っていうのは絶対大丈夫なんてのはないんです。(私は初心者です)
なにが起こるかわからない、それが山なんですよ!(私は初心者です)
はっきり言わせていただきます!(私は初心者です)
富士山をナメるな!(初心者だぴょ~~~ん!)
ということを、身を持って思い知らされた今回の富士登山だったのですが、
当日は登る前から霧がかかってまして、
ニュースでは台風が来ちゃってる的なことを言ってやがんの、Wow!
なら「登るなよ!」ですが、その日しか都合がつかなかったのと、
なんとか天気も週間予報だともちそうでしたので、「行こう」ということになったのです。
まあ、台風ごときじゃ私の山男魂の炎を消すことなんてできやしませんぜ!
と、軽口を叩いていた山男は後で手痛い洗礼を受けることになるのですが・・・。
吉田口五合目から登り始めて頂上まで、ほぼ霧がかかってましたが、
それでも時折晴れたときに見える景色は絶景で、
初めての富士登山ということもあり、
泊まる山小屋まではなんとか楽しみながら登ることができました。
泊まったところは七合目と八合目の間にございます、
落語をご存知の方が東洋館と聞くと浅草にある、
こちらの東洋館を想像されると思います。
かく言う私もその一人で、今回登るにあたってアドバイスをくれた方が、
とっても綺麗な山小屋だと教えてくれたということもありましたが、
まずその名前でほぼここにしようと決めました。
ですがこの山小屋は落語と関係しているのが名前だけではございません。
我々落語家がお世話になっている偉人さんの中に、
左甚五郎
という江戸時代に活躍したといわれる伝説の彫り物師がおりまして、
なんとこの東洋館にはその左甚五郎先生が彫ったとされる招き猫があるんです。
それがこちら、
なぜここにこの招き猫様があるのかというと・・・・・、
知らねえ!
ちっとも知らねえ!
・・・・・・・ごめんなさい。
なぜだ!なぜ山小屋の人に聞かなかった!
畜生!俺のバカ!
と自分の愚かさに呆れながら後悔の念で夜も眠れ・・・、
なんつって!
後悔なんてしてねえぜ~~~!グヘヘ。
夜なんか爆睡だぜ~~~!
朝になっても起きないぜ~~~!
もう誰か起こして!
とまあ、冗談はさておき、なぜこちらにあるのかご存じの方は教えてください。
しかし、・・・欲しい。
人間て単純というかなんというか、左甚五郎が彫ったと思うと欲しくなりますね。
鉄人28号を盗った人の気持ちもわからなくはないです。
私は売りませんけど(笑)
とにかく、東洋館まではわりと元気でした。
夕食のハンバーグ定食をいただきまして(ご飯とみそ汁おかわり自由)、
寝る前に表へ出たときは見渡す限り雲海が広がり、
下界は雨だったんでしょうけど雲の上はなんとも幻想的で、
遠くに稲妻が走っているのが見えても、
稲妻かかって来んかい!
的な軽口を叩ける余裕はありました。
そんな私ごときの挑発に天ともあろう方がしっかり乗ってくださいまして、
この後私はしっかり後悔することになるのですが、
それは次回のお話じゃい!
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