金八っつぁん2014.5.25

皆様、5月も終わりに近づいてまいりました。
私にとってこの5月というのは、わりと気になる月なんです。
なぜかというと、5月の24日は、
ハッピーバースデーなんです。

 

 

誰の？

 

 

いろいろいらっしゃいますがな！

 

 

哀川翔さん

 

小林聡美さん

 

ボブ・ディランさん

 

ヴィクトリア女王さん

 

 

ね？いらっしゃるでしょ？

そしてもう一人、

 

 

ハッピーバースデー

 

 

トゥー

 

 

ミー！

 

 

そうなんです。

私の誕生日なんです。

 

男で誕生日を気にするなよ～！

 

うわ～、キモッ！

 

って思いました？
たしかに私も誕生日自体はそんなに気にならないんですよ。

なくてもいいくらいなんですけど、

周りの方々が、お祝いの言葉をかけてくださったり、

プレゼントをくださったり、

 

 

もう～～～～～、

 

人気者でごめんなさい！

 

 

 

 

冗談です！

 

 

皆様、こんな私なんかにメッセージやプレゼントをくださいまして、

 

ありがとうございました！

 

今年で私は40になったのですが、

40というと特別な感じがしませんか？

さすがに私も感慨深いものがありまして、

 

 

よ～うし！やったるぜ～～～！

 

 

と、柄にもなくヤル気になっておりましたら、

40になった日に、

 

 

 

喉を潰してしまいました！

 

 

 

調子に乗ってると足元をすくわれるんですね。

横浜に妙深寺というお寺があるのですが、

24日の昼間、そちらの落語会に呼んでいただきました。

始まる前はちょっと違和感があるな・・・くらいだったのですが、

落語をしゃべり出して、その違和感がドンドン大きくなり、

一席しゃべり終わった頃にはワリとやられてました。

休憩明けもう一席しゃべり、ギリギリダメな状態になり、

その日の夜に関内にあるBARで落語をやって完全にダメになりました。

 

 

 

そして次の日の25日は私の横浜での定例会、

 

しのはちの巣vol.12～GOLD～

 

がございました。

治ってくれと思う願いも空しく、声を出そうにも全く出ない。

むしろ悪化しておりまして、このままではまともにできない、

かといってポール・マッカートニーさんみたい、

 

「僕も残念だ。近いうちにまた会いたいです。愛をこめて・・・志の八」

 

てなことを言おうものなら、

 

 

暴動が起きますよ！

 

 

ということで、

急遽、4月1日に二ッ目に昇進しました、

弟弟子の志の彦くんにお願いして一席やってもらうことにしました。

本当に来てもらって良かったです。

私も一応二席やりましたが、私だけだったら確実に暴動が起こっていたと思います。

志の彦くんありがとう！

そしてなによりご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

さぞ、お聞き苦しかったとでしょう。

申し訳ございませんでした。

皆様のお蔭でなんとか二席やりきることができました。

落語会というより、応援会という感じで、

皆様のお気持ちがスッゴイ伝わってきました。

次回は万全の体調でのぞみますので、どうぞこれに懲りずまたいらしてください。

 

 

 

そして、一日空けて27日、目黒は東横線の「学芸大学駅」近くにございます、

 

千本桜ホール

 

という小さな芝居小屋、こちらで、

 

志の輔一門二ッ目競演！

 

という会がございました。

こちらのホールはうちの師匠が二ッ目のころ何度か出演していたそうで、

楽屋のネタ帳を見ると、

 

「つる　志の輔」

 

とか、

 

「真田小僧　志の輔」

 

とか書いてるんですよ！

歴史を感じるというか、

 

「師匠も初めから師匠じゃなかったんだな」

 

と弟子たちでなんとも素人のような話をしちゃいました。

ホールができて三十周年。

記念の会をということで師匠にオーナーさんから話があり、

この会が企画されたというわけです。

 

 

が！

 

 

問題はこの喉です。

出演者は前座、志のぽん、志の春、私。

一応その中では私が一番兄弟子なので、最後に上がれと言われておりました。

 

 

が！

 

 

問題はこの喉です。

一日空くとはいえ、ちゃんと治るのか？

前日の昼過ぎくらいまで様子をみていたのですが、あまり良くはなっていない。

なので順番を変えてもらったほうがいいんじゃないか？

私は短くやらせていただいて、

志の春くんにトリを代わってもらったほうがいいんじゃないか？

師匠に電話しましたら、

 

「もしお前がダメなら俺が出るから」

 

とおっしゃってくださいました。

「当日決めよう」ということで電話は終わりましたが、

当日になりましても私の喉はあまり良くはなっておらず、

結果私の代わりに師匠が高座に上がり落語をやってくださいました。

師匠がもともとお客様に30周年記念の挨拶をするつもりで来ていたとはいえ、

申し訳ないやら有難いやらでなんとも複雑な心境でした。

 

お客様の中には私を見たくて来てくださった方もそんなに多くはないでしょうがいるでしょう。

申し訳ないな～と思っておりましたら、

師匠が上がって、

 

「私が落語をやります」

 

と言った瞬間、場内割れんばかりの拍手。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

 

 

本当お客様って正直ね！

 

師匠が見られて良かったねフン！

 

ちょっとだけジェラシー！

 

 

ですが改めて思いましたのは、私の替えはいくらでもいるということです。

今回の師匠は特別ですよ。

弟子の代わりに師匠が上がるなんてことは、そうあることじゃないですし、

弟子としてあるまじきことだと思ってます。

でも師匠じゃなかったとしても私の代わりはいっぱいいるんですよね。

それがもし師匠だったら？

 

師匠が声や体調不良で高座に上がれなくなったときに、

 

代わりに弟子の私が上がったら？

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

 

 

 

こいつぁ、生きて帰れねえぜ！

 

 

ですよね。

もっと頑張ろう！

と改めて心に誓った私でした。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました！

そして申し訳ございませんでした。

 

今回のことでたくさんの方からのご声援をいただきました。

本当にありがとうございました！

まだ完治はしておりませんが、大丈夫です。

6月4日の下北沢での、

 

しのはちの巣vol.12～SILVER～

 

は予定通り開催いたします。

※師匠は出ませんのでくれぐれも気を落とされませんようお願い申し上げます。

 

 

 

次回の、横浜でのしのはちの巣vol.13～GOLD～は、

 

7月20日（日）

 

14:00開演

 

です！

 

 

 

 

5月31日に予定しておりました奈良の公演、

 

第三回立川志の八落語会in奈良

 

を延期いたしました。

ご予約をいただきましたお客様、スタッフの皆様、

誠に申し訳ございませんでした。

延期の日程など決まりましたら改めてご報告させていただきますので、

宜しくお願い申し上げます。