シュベールさんちのフレンチトーストちゃん

皆様、二月も今日で～、

 

フィニッシュ！

 

 

 

 

昨日木村万里さんプロデュースの、

「志の輔らくごあっぱれPLUS」という会が成城ホールでございました。

 

師匠の他に木村万里さんが呼んだゲストの方々が目一杯やっちゃうという、

とってもお得な会でございます。

ゲストは寒空はだかさん、オオタスセリさん、ハッチハッチェルさん。

勿論満席、大盛り上がりだったのですが、今回ご紹介するのはその会のことではございません。

初めに言っておきますが、

今回のブログは、わりと気色が悪いことになってます。

心の準備はいいですか？

ってそこまでではないと思いますが・・・ではどうぞ、

 

 

成城学園前に連想されるもの二つあり

 

成城ホール と 喫茶シュベール

 

 

駅北口を出てすぐ右、花屋が入ってる建物の二階にございます、

 

喫茶シュベール

 

以前、ブログでも書いたと思いますが、

というか昨日ツイッターでもつぶやきました・・・いや叫びましたが、

 

 

叫び足りぬわ！

 

 

全然叫び足りませんので今一度書きます！

私らしくなく単刀直入にズバッと言いますと、このシュベールのフレンチトーストは、

 

 

絶品でございます！

 

 

フレンチトーストと言えばふつう、

その御身体（パン）を頭から爪先まで全身汁にドップリこれでもかというくらいヒッタヒタに、

銭湯でやったら気の短い江戸っ子にしかられそうなくらいヒッタヒタに浸しまして、

そしてフライパンの上でその肌を程よく焼く。

 

これが皆様の頭の中にある普通のフレンチトーストだと思うのですが、

こちらの “シュベールさんちのフレンチトーストちゃん” は違います。

ドップリお下品に頭から全身浸かったりはいたしません。

 

「だったら、一体全体どこまで浸かるんだい？」

 

と思われるでしょう。

ズバッと言いましょう！

 

 

浸からぬわ！

 

爪の先程も浸からぬわ！

 

 

そうなのです。

 

（ここから気色悪いです）

 

シュベールさんちのフレンチトーストちゃんはお風呂が大っ嫌い。

ちっとも入りたがりません。

お母さんは悩みました。

 

「このままでは体が臭くなってみんなに嫌われてしまうわ」

 

どうしましょう？

お母さんは悩みに悩み、そして思いついたのです。

 

入らぬなら、のせてしまえ甘い汁！

（別に今日の私は情緒不安定というわけではございませんよ）

 

そうなのです。

お母さんは、なんと、その甘くて美味しい汁を、

フレンチトーストちゃんの体にのっけてこんがり焼いたのです！（情緒不安定ではありませんよ）

それからというものフレンチトーストちゃんはみんなの人気者になりましたとさ。

めでたし、めでたし。

 

・・・的な？

 

そんな感じ？

 

 

ちっとも解らないわ！

 

 

まあ、とにかく絶品なんだっつうの！

 

以前食べてからというもの何度かこのフレンチトーストを作ろうとしたんですけどね。

出来ないんですよね～。

問題はこの「のせる」というところ。

普通のフレンチトーストは多分卵と砂糖と牛乳で汁を作りますよね。

でも、それだけだとシャッバシャバすぎて「のせられない」んですよね。

染み込んじゃうんですよね。

ですからあのフレンチトーストちゃんには「のせる」ための “何か” があるんですよ “何か” が。

今度シュベールで食べーるときには、

その “何か” を解き明かしてやろうと秘かに闘志を燃やしていたのです。

まあ、なにはともあれ明日になれば、（ここからがぜん気色悪いです）

 

あのフレンチトーストが食べられるんだ！

 

と前の日からもう私の頭はフレンチトーストでヒッタヒタでございました。

お店へ着きまして、

 

さあやっと食べられる～、

 

メニューをもらって～、

 

フレンチフレンチ、フレンチトースト～、

 

我ながら気色悪いぜ～。

 

 

でも、もう止まらねえぜ～！

 

 

フレンチトーストを～、絶品フレンチトーストを～。

フレンチトーストってからにはやっぱり発祥はおフランスざんすか？

 

 

なんてことはどうでもいいぜ～！

 

 

フレンチトーストをくれえぃ！

 

 

あれ？

メニューにフレンチトーストがないぞ？

 

 

私「あの、フレンチトーストは？」

 

店員「メニュー改変のときに無くなりました」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

 

 

タワ～タワ～♪

 

フレンチトーストなかっタワ～♪（寒空はだか・東京タワーの歌）

 

 

ギャフンッ！

 

 

マジでか！

 

 

タワ～タワ～♪

 

俺の身体はアナタでヒッタヒタだっタワ～♪

 

 

語呂悪っ！

 

 

いやいや、でもそうもなりますぜ旦那。

まさしく頭真っ白でんがなまんがな！（情緒不安定でした）

そんなことあります？

オリンピックからレスリングが消えるくらいの青天の霹靂っぷりですよ！

なんてこった、なんてこった・・・。

この喪失感たるやおわかりになりますでしょうか？

いやもう茫然自失。

なんとか消えそうな声で、

 

「もう少し選ばせてください・・・」

 

と絞り出すのがやっとでございました。

ですが、いくらメニューを見てもこのポッカリ開いた心の穴は埋まりません。

なにものでも変わることはできないのです。

 

唯一無二！

 

唯我独尊！

 

天下無類！

 

ですが入った手前なにか頼まなくては・・・。

お腹も空いてるし・・・。

おかしいね、こんな時でもお腹って空くんだね・・・。

仕方がなしに、アボカドと鶏肉と緑の葉っぱがなんか混ぜてある麺と、

ハムチーズトーストでいっか・・・、

トースト繋がりだけどな、トーストはトーストだけどな、

 

 

お前なんかじゃダメなんですからね！（料理になんの罪もありません）

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

 

 

すると、

捨てる神ありゃ拾う神あり・・・、

そんな今にも泣きそうな私がよっぽど不憫だったのでしょう。

店員さんが、

 

「フレンチトーストつくりましょうか？」

 

 

・・・・・・・・・・い、今なんと？

 

今なんとおっしゃられられられられられられられろれろれろれろれろれろれろれろ？

 

 

「フレンチトーストできますよ」

 

 

おお、

 

おおお、

 

おおおおおおおおおおおお！

 

 

生きててよかった～～～～～～～～！

 

 

いや～レジェンド葛西選手が「夢を諦めずに頑張ってよかった」とおっしゃっていましたが、

 

 

まさにそれ！（そんなに頑張ってないけど）

 

 

願いは叶うですぜ！

 

 

え？

一緒にするな？

ですよね。

はい、ごめんなさい。

 

でも言いたくなりますがな！

だって食べられるんでっせ！

あの夢にまで見たフレンチトーストが食べられるんでっせ！

ありがとうございます。

ありがとうございます。

 

 

タワ～タワ～♪

 

お陰様でﾌﾚﾝﾁﾄｰｽﾄが食べられることになっタワ～♪

 

 

相変わらず語呂悪っ！

 

 

ということで特別作ってくださったのがこちらです。

 

 

ドン！

 

 

更に断面図！

 

 

ね？

“のってる” でしょう？

浸かってないでしょう？

これを食べると（汚いですが）

 

 

どうです？

 

もうたまんない！

 

食べたい！

 

食べ終わって、二秒でまた食べたい！

 

本当に美味しいんです！

 

 

優しい店員さん。もしかしたら店長さんだったのかな？

ありがとうございました。

近いうちにまた行きますのでまた食べさせてください！

 

 

できれば復活を！

 

 

メニューに復活を！

 

 

このブログをご覧になってくださった皆様、

 

シュベールさんちのフレンチトーストちゃん復活運動

 

にご協力ください。

どうぞ成城学園前に行かれた際にはシュベールに行って、

 

「フレンチトーストないですか？」

 

と泣きそうな目で問いかけてみてください。

優しい店員さんが（私の時には男性でした）、

 

「できますよ、フレンチトースト」

 

と力強く言ってくれるかもしれません。

とにかくぜひ食べてみていただきたい。

 

あと、アボカドと鶏肉をバジルソースで素敵に和えたパスタも滅茶苦茶美味しかったです。

あとそうそう、

パンの中にヒタヒタに染み込まないよう、綺麗に上に「のせる」ための “何か” ・・・、

食べるのに夢中で・・・、

 

 

スッカリそんなこと忘れてましタワ～♪

 

 

 

てなわけで二月最終日にふさわしい気色の悪いブログでございました。

お付き合いいただきましてありがとうございました。

 

今年は長い春になりますように。