金と銀2
投稿日:2014/02/02カテゴリー:落語会報告コメント:コメントはまだありません
皆様、2月に入りました。
もう~い~くつ、寝~る~と~♪
バレンチネ~♪
自腹で買うのは恥ずかしい~♪
その日に買うのは恥ずかしい~♪
買うな~ら~い~ま~だ~よ、バレンチネ~♪
ハイ、素敵な二番が出来たところで前回の続き。
前回は私の横浜での会、
通称「金八」のことを書きました。
通称…というより自称ですが、あえて通称と言わせていただきます。
そして今回は、
しのはちの巣 SILVER
通称「銀八」のことを書きます。
渋谷でやっていた「SHIBUYA108」という会を一旦やめてから、
東京での定例会がなかった私。
やりたいな~と、常々思ってました。
ですが、会場探しというのは本当に難しく、自分にあった会場というのは中々ないんです。
会場が大きすぎるとか、駅から遠いとか、スタッフが悪いとか、いろいろあって、
大きさも手ごろで、駅から近く、スタッフも良いんだけど、雰囲気が悪い。
なんてのもあり、本当に難しい。
私もずっと探してはいたんですが、中々見つけられずにいました。
そこで、この下北沢。
芝居、演劇のメッカです。
うちの師匠も昔からやっているところです。
そして、いつか私もこの場所でやりたいと思っていました。
この町の雰囲気、独特なんですよね。
渋谷や新宿からも近いのに全く違う。
渋谷や新宿のエネルギーとは違うエネルギーがこの町にはあるんです。
若さか?
でも原宿のようなキャピキャピした感じはない。
ブランドのビルが立ち並ぶこともなく、流行のチェーン店が立ち並ぶこともない。
なんでしょうね、上手く言えませんが、
「なにかを作ろう!」「なにかを始めよう!」「なにかをやろう!」
そういったエネルギーっていうんですかね、それを感じる町なんですよね。
でもそうして成功した人たちだけじゃなく、そうじゃない人たちも受け入れてくれるような、
そんな不思議なところ。
とっても大好きなところです。
じゃあなんで今までやらなかったの?
ですよね・・・。
この下北沢というところは、いろんな人が闘っているところです。
矛盾してますが、生半可な気持ちで行くと、
スッパーーーン!
と蹴られてしまう。
自分にはまだ早いと勝手に決めつけていたのかもしれません。
早いもなにも、もう今年で四十ですけどね。
むしろ遅いですよね。
ヘタレですが、早い話、
超ブルってました!
ですが今回、本当に他に良い会場が見つからない。
それこそ、大してやりたくもないところでやるくらいなら、
蹴られて当然、飛び込んでみるか!
ブルってんじゃねえよ!コラ!
てなわけで、
蹴って~!いっぱい蹴って~!
と、飛び込んだわけです。
しかし、下北沢。
先にも言いましたがうちの師匠も昔からやってまして、今も毎年やってます。
その会場が、
本多劇場
下北沢といえばなんといっても本多劇場。
代表は、ご自身も役者をやられております、本多一夫さん。
この下北沢では本多劇場系列の小劇場がたくさんあるのです。
下北沢が「演劇の街」といわれるのはこの本多劇場の存在がかなり大きいと思います。
そして、私がやらしてもらいたいと思いました、
シアター711
こちらも、何を隠そう本多劇場系列なのです。
ただ、小屋の上演スケジュールはパンパン。
いくら師匠が本多劇場でやっているとはいえ、そう簡単には取れないだろうと思っていました。
ですが、スタッフの方がとても親切に相談に乗ってくださいまして、
やらせてもらえることになったわけでございます。
もちろん志の輔の弟子ということが大きかったとは思います。
有難さ反面、それだけにプレッシャーもあります。
本多劇場の前に「劇・小劇場」という小劇場があるんです。
その壁には、本多劇場系列で上演中の公演ポスターやチラシが張ってあるんです。
その中に私のチラシもあるわけで、
皆様にはなんてことないことかもしれませんが、私にとっては感慨深いものがあり。
よく師匠が打ち上げの最中、外で待機しているときにこの壁を眺め、
「いつかここに飾ってもらおう」
と思っていました。
大げさですが、見てましたら私なりに特別な想いがこみ上げてきました。
と同時に胸はドキドキしてきましたけどね(笑)。
会場となる「シアター711」は、
元々小さな映画館でそれを改装して今の小劇場になったところなんです。
場所は、同じ本多劇場系列の劇場「ザ・スズナリ」の隣、
階段上って、廊下&ロビー。
どうです、この雰囲気。
そして会場&舞台。
そして、楽屋。
狭いんですが、とてもワクワクしてくる空間なんです。
お!ハシゴがあるぞ!
上ってみると・・・、
これまた小さな部屋があるんですね~。
どうです?
ワクワクするでしょ~?
私の会のときには楽屋観覧もさせてあげたいところです。(しませんけど 笑)
ネタは、記念すべき第一回ということで、
一年前の横浜での「しのはちの巣vol.1」で、故あってかけた(笑)、
そのネタをやらせていただきました。
「長短」のパロディー「ジャン・ヴァル短」と「五貫裁き」。
そして、
この会はなるべくゲストをお招きしたいと思っておりまして、
第一回目のゲストは、もうこの方を呼ばなくて誰を呼ぶという方です。
いつもお世話になっております。
会場探しでも相談に乗ってくださいました。
ダメじゃん小出さんです!
イエ~イ、ヒュ~ヒュ~!
もともと生志師匠のお知り合いで、
うちの師匠の会にも何度も出られてまして、ベトナムにも一緒に行きました。
とにかく一門でお世話になっている方です。
この日はジャグリングをやられたんですが、とにかく面白い。
客席をギャンギャンに笑わせてくださいました!
ダメじゃん小出さん、
ありがとうございました!
また出てくださいまし!
そしてお客様、なれない場所で不安もあったかもしれませんが、ご来場いただきまして、
ありがとうございました!
そして、素敵なスタッフの皆様、
ありがとうございました!
こちらは本当にスタッフの方々が親切で、高座もとてもやりやすいところです。
さすが!雰囲気もばっちり!
なので、東京はこの「シアター711」から巣作りを始めようと思います。
そして、許されるかぎりこの場所で闘っていこうと思います。
今後とも宜しくお願い致します!
次回の「銀八」は、
4月28日(月) 19:00開演
ゲストは、2013年の「R-1ぐらんぷり」ファイナリスト、アンドロイド物真似の、
アンドーひであきさんです。
メチャクチャ凄いです。
アンドーさんを身近で観られるってだけでも来る価値ありだと思います。
もちろん私も頑張ります!
ぜひ来て、一緒に巣作りしてください!
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