高尾から巣へ
投稿日:2012/10/29カテゴリー:落語会報告コメント:コメントはまだありません
皆様、だいぶ寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?
最近ニュースを全く見てなくてというか、
石原慎太郎さんの辞任を蕎麦屋のスポーツ紙で見て、
ナンジャコリャ!
と衝撃をうけまして、落語家としてこれはいかんぞ!と思い、
ボーっとしている私です。
しかし、最近本当にドタバタしてました。何故かというと全てコイツのせいで、
いや~大変でした。
何が?と言ったらキリがないんですが、
あえて言わせてもらいますと藍染の体験コーナーですよね。
藍染の価値を知ってもらうには、体験してもらうしかないと思ったんですが、
そのためには染料を持ってこなくてはいけないんですね。
これは完全に私の認識の甘さなんですが、藍(染料)というのは生き物だったということです。
職人さんたちは、その日の天気、気温、その時の状況で藍と会話しながら、
糖分やらアルカリやら足りない物を足していくんです。
それだけ気を遣って藍を良い状態にするんです。
そこへ私は会の前日、70㍑のポリバケツの中にゴミ袋を二重にして入れ、
その中へ藍を注ぎビニールの口を縛り、車に積んで運んだんです。
職人さんも心配してくださって、その日持って帰って一回、翌日一回かき混ぜてくださいと言われ、
やってみたのですが、当日蓋を開けたら藍が虫の息。
それでも少しは染まるだろうと思ったんですが、ダメでした。
体験してくださいましたお客様、あまり染まらなくてごめんなさい。
そして、ありがとうございました。
しかし、藍染職人さんたちの苦労や喜びを知ることができたのは間違いなく私の財産になりました。
これからも紺屋高尾というネタを、磨き続けていこうと思います。
藍染デザイナーの織田佑子さん、藍染工房「壺草苑」の職人の皆様、
本当にありがとうございました。
そして、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
最後に工房に取材に行ったときに撮ってもらったカッコイイ一枚。
どうです?カッコイイでしょ?
この写真、会の映像では使いませんでした。
え?何故かって?
俺が目立たないからさ!!!
え~そして私事ですが告知です。
来年から「のげシャーレ」にて定例会を始めます。
その名も、
しのはちの巣
やっとです!
やっとやれます!
思いをいっぱい込めた会にしていこうと思っております。
ぜひ、ご来場ください!
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