しのはちの覚悟2020
投稿日:2020/07/19カテゴリー:日記コメント:コメントはまだありません
お待たせしました!!
8月8日いよいよ始動!!!
しのはちの覚悟2020~紺屋高尾~
ということで、オンライン始めます。
「視聴のみ」「画面参加」ってなに?というのは後に書くとして…
今まで、ネットで自分の落語を配信するなんて考えたこともなかった私。
ですが、今のご時世どうなるか先行きが全く見えないのでやってみることにしました。
落語は “ 生が一番 ”
その考えは今も変わりません。
と言いましても、配信も生配信なので生には変わりはないんですが 笑
落語は実際にお客さんの目の前でやるのが一番(以後:生)ということ。
それは決してブレることのない事実です。
落語をネットで配信するか否か……
実は四月に入ってから少しずつ考えて動いてはいたのですが、
配信のことを調べれば調べるほど、
試せば試すほど、“ 生が一番 ” その気持ちは強くなる一方です。
これが配信を実際にやってみたらもっと強くなるのか、
もしかしたら変わるのかそれはわかりません。
でも決めたんです。
やると。
・・・・・・、
と、ここまで書いているのを見ると、
悲壮感が十五少年並みに漂ってるように思われるかもしれませんが、
そう悲観的なことばかりではなく、ちゃんと希望もありまして。
まず、
実際に聴きに来られない人にも届けられる。
落語会に行きたい、でも観たくても聴きたくても行けない。
そういう人たちは確かにいて、そのような人たちからしてみれば、
「生の落語が良いのはわかってるんだよ」と。
「でも観たいけど観られないんだよ」と。
「だから配信でもいいから観たいんだよ」となるわけです。
そういう方々にも届けられる。これは大きいです。
そして、もう一つ。
生ではできないことも配信ではできるんじゃないか?
ということ。
生なら許されない、というか考えもしないけど配信だからできることもあるんじゃないかと。
むしろそこは生より優れているよ。というところがあるんじゃないかと。
これは私の中ではかなり大きい。
なぜなら、それを探すのは楽しみでならないからです。
苦しいだけなら絶対やらないもんね!
ただやはり生には絶対的なものがあるのも事実。
お客さんには少しでもいて欲しいというのが正直なところ。
実は今回もつい最近まで会場で聴く席を何席か設けるつもりだったんです。
ですが、最近の感染者の増加や、小劇場に対する世間が思うイメージなどで、
方向転換を余儀なくされてしまい、
結果、今回は無観客公演でいこうということにしました。
一応、こういうものも用意してたんですよ。
「有観客」
この言葉、違和感の塊ですね。笑
最近できた造語なんでしょうか。
デザイナーとともに考えてまして、
「お客を入れない公演は無観客公演だよね。
では、お客を入れる公演は?なに?」
そうなんですよね。
お客を入れる公演はただの「公演」なんですよ。
今まではそれが普通だったものですから、あえて言葉にはしなかった。
でも近頃は、お客さんを入れる公演が特別になったので誰かが言い出したんでしょう。
「有観客」
スポーツ観戦とかでは定着しつつあるみたいです。
私も、初めはどれだけ口ずさんでも違和感しかなかったのですが、
あるとき違和感の向こう側へいきまして、
「有観客」と言いたい境地に達しました。
よし!これでいこう!
と思った矢先。
世間の風向きが変わっちまいまして……
そんな人生だよな。俺。
ってかんじです。
話が脱線したのでかなり戻りますが、
今回は無観客です。
でも、なんとか、少しでも生の感覚を残したい。
その苦肉の策が、
「画面参加」
「視聴のみ」はVimeoという配信プラットホームを使い配信します。
「画面参加」はZOOMミーティングというアプリを使い配信します。
最近よくリモート飲みなんて言葉聞きましたよね。
離れている何人かと顔を合わせ会話ができるというスゴイ時代が来たものです。
ZOOMミーティングというアプリはそれができ、それを使えば、
ご視聴いただく皆様からの反応を貰うことができるというわけです。
なにも、ずっとお顔や音声をONにしてもらうわけではありません。
落語本編に入りましたら音声はオフにさせてもらいますし、
ご視聴いただく方々の意思でON/OFFをその都度選択できるようになってます。
今回は公演の最初や最後などに私から皆様に問いかけ反応を伺うという試みです。
それだけかい!
とおっしゃる方もいるでしょう。
ですが、このほんの少しのコミュニケーションが無観客の中では大きいんです。
試した限り、それがあるのとないのとでは全然違いました。
全く反応がない。
こんなに心細いことはありません。
でも、少しでも繋がっていると感じながらできる。
これは本当に大きなことです。
しかし「画面参加」はお顔や音声(生活音)をONにした場合、
他の視聴者にも見え聞こえます。
それが嫌でない方はぜひ「画面参加」でご視聴ください!!
何卒!私の心の安定の為に!!!笑
ただ嫌な人もいますよね。
スッゴイわかります。
私も逆の立場なら絶対嫌です。
そういう人たちがほとんどだと思いますので「視聴のみ」もご用意しました。
こちらはただ普通に観るだけです。
ということで、今回は劇場無観客公演で、
「視聴のみ」と「画面参加」の同時配信となります。
「じゃあ私は視聴のみにするわ~」
って皆様の声が生じゃなくても聞こえてくるようですが、
「画面参加」を選んでくださった人には配信後、
「視聴のみ」で録画した映像が見られるURLをお送りします。
ようは後で「視聴のみ」と同じものをみられるよん!
てことです。
そして、ZOOMミーティングをお使いの方々はご存知だと思いますが、
バーチャル背景という機能があります。
自分が映っている背景を違う画像で合成し見せなくするというものです。
実際の背景の具合にもよりますが(グリーンバックがベスト!)
後ろの映像を隠すことができます。
そのバーチャル背景を簡単ではありますがいくつかご用意しましたので、
もし「画面参加」を選んでくださった方々はダウンロードしていただき、
バーチャル背景とともにご参加いただけると八っちゃん嬉しい。とてもとても嬉しい。
バーチャル背景はこちらからダウンロードしてね。
↓ ↓ ↓
(画像を右クリックして “名前をつけて画像を保存” を選んでください」
とにかく、この未開の海へまだ漕ぎだしたばかり。
十五少年並みに漂流するのか、
どこかの島へたどり着くのか、
そこで、新たな発見をするのか、
そして、そこに永住するのか、
それはまだわかりません。
ただ今言えることは、
「生の落語が一番」
「でも、配信も良いよね」
そうなるようやってみよう。ということだけ。
まだなにもしてないんですから。
やるだけやってみます。
とりあえず、そんな感じの “覚悟”
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