ハルヲマク

投稿日:2020/05/06カテゴリー:日記コメント:コメントはまだありません

突然ですが(ジャジャン!)

 

 

 

 

 

春巻き作りました。

 

とある方からタケノコをたくさんもらったので、

タケノコご飯、メンマ、チンジャオロースと作り、あとなにかなかったかな?

そうだ、春巻きってタケノコ入ってたよな?と考えるにあたり作ってみたというわけです。

 

春巻きっていいやつですよね。

四年に一度くらいしか食卓ではお目にかかれないやつ(うちではそうだった)。

食卓に並ぶと完全にテンションうなぎ上りのやつ。

 

ちなみに、弟弟子の志の春くんは芸名に春があるだけに春巻きが大好物。

落語家になる前から大好物らしい。

思い返してみれば、一緒に中華を食べた時の春巻きを見るアイツの目は、

どことなく優しく温かい目をしていたように思う。

志の彦を見る目とはえらい違いだ。

これだけはハッキリ言える。

 

えらい違いだ。

 

もし、崖から志の彦と春巻きが落ちそうになっていたとしよう。

どちらか一方しか助けられないとしたら、

アイツは涅槃寂静の迷いもなく春巻きを助けるに違いない。

※涅槃寂静=漢文字文化圏における数の最小単位。

その故あって、春巻きを見るとつい志の春を思い出してしまう。

 

それはさておき、

春巻きって、なぜ春を巻くと書くのかご存知か?

完全にネット情報ですが、

その昔、中国で春を告げる野菜を巻いて作ったのが始まりなんだそうな。

今年の春は大変な春でしたが、

春という季節はやはり昔から人の心をウキウキさせたんでしょう。

その春の食材を一緒に巻いて食べちゃったという、

「春食材のアベンジャーズ巻き」ってところですね。

 

それにしても、春巻きって家庭でというか俺に作れるのか?

揚げ物、巻物、具沢山…

かなりハイスペック…

これは文明の利器に頼らないといけませんな。

 

「アレクサ、春巻きの作り方教えて」

 

と言いながらアレクサ持ってないので自らクックパッド検索。

すぐに素人でも作れるような易しいレシピが出てきました。

あと初めて知りましたが、

皮といっても春巻き、餃子、シューマイといろんな皮があるんですね。

しかも春巻きの皮の野郎ときたら、

このご時世に一枚一枚がピッタリとくっついてやがる。

おもわず、

 

「ソーシャルディスタンス!」

 

と叫びそうになりましたが、

 

馴れると剥がすの楽しい……

 

結構癖になりそう……

 

そして、袋に書かれてる説明どおりに具を巻き巻きしてみると、

ちゃんとぽくなるんですよね。

 

……感動。

 

それからそれから、

レシピどおり油少なめで揚げ揚げして……

 

ってメッチャはねる!

 

パンパンいってる!

 

中国の正月みたいにパンパンいってる!

 

怖っ!熱っ!怖っ!熱っ!怖っ!熱っ!の波状攻撃!

 

こうなったら俺も容赦しねえ…

軍手&長袖&上体を後ろにスウェー気味にフライパンを持ち、

 

パーフェクト八ちゃん参上!

 

そして勝利!

 

見事に勝利!

 

完全勝利!

 

いやぁしかし、なかなかタフな戦いだったな。

コンロの周りにはねた油たちが、その戦いの激しさを物語っているようだぜ。

これを拭くのもなかなかタフな戦いになりそうだ。

HEY!BOY!忘れちゃいけねえ。

坊やが観るような料理番組じゃ絶対教えてくれないだろうがな、

料理には必ず片付けも付いてくるもんなんだぜ!

 

でもまあ、片付けは食べた後にするとして。

悪戦苦闘の末にできた熱々の春巻きが不味いわけがなく、

中にはタケノコ、春キャベツ、春雨、シイタケ、ニンジン、肉、調味料……

 

口に入れると……

 

味と言い、食感と言い、

この世にノーベルマキマキ賞があったとしたら、

初めて春巻きを作った人に贈りたくなるくらいの美味しさ!

よくぞ巻いてくれました!

残念なことにノーベルマキマキ賞はありませんが、

初めて春巻きを作った人に、タケノコをくださった人に、

そして春という季節に心より感謝を申し上げます。

 

 

嗚呼、作ってよかった。

 

 

 

ただ悲しいかな、

食べる時、ついアイツを思い出してしまうんですよね……

 

 

 

 

 

 

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