しのはちの覚悟
投稿日:2016/06/10カテゴリー:落語会報告コメント:コメントはまだありません
2016年秋…
9月、10月、11月と渋谷のド真ん中
マウントレーニアホール渋谷にて、
立川志の八落語会「しのはちの覚悟」を開催いたします。
渋谷は我々志の輔一門にとっても思い出深い土地。
その渋谷で真打を見据えた落語会をやります。
それがこの「しのはちの覚悟」です。
誰かに「真打になれ」と言われてやるのではありません。
自分が「なりたい」と思ったからやるんです。
だからといってそれでなれるわけではありません。
どうなるのか、それをどう師匠に判断していただくか。
それともなれないか(笑)
それを皆様に見届けていただこうという会です。
この会はテーマになる噺を一つずつ決めてやらせていただきます。
詳細は↓↓↓
覚悟
わりとすぐこのタイトルで行こうと決まったのですが、
チラシを作るときに「覚悟」という言葉があまりにも大きすぎてデザインがしぼれませんでした。
デザイナーとも、
「どうしようか……」
と全く決まらず、時だけが経ち焦る中、
「木村さんに相談してみよう!」
ということになりました。
木村直人さん
元々、チラシ用の写真をお願いするつもりでおりました写真家の方です。
お話ししましたら、木村さんは落語のことも真打のこともあまりご存じないとのことで、
「一度持ち帰らせてください」
と後日連絡をいただけることになりました。
そして何日かしまして、
「志の八さん、ハゲになれますか?」
との大胆告白。・・・内心、
「相談するんじゃなかった~~~」
と思いましたが、更に話を伺うと納得。
「覚悟とは仏教からきた言葉。でもお坊さんに覚悟の概念はない」
なぜなら、
「常に覚悟している状態だから。
何があっても動じない。ただ己の道を進むだけ」
なるほど…と感心しながら聞いてました。
これだけでも木村さんが真面目に考えてくださったんだということはわかりました。
ですが、木村さんのおっしゃったことでもう一つ、
「毛を剃るということは、一度 新(サラ)になる、
生まれ変わるということになりませんか?」
なんか怪しい宗教みたいになってまいりましたが(笑)
それを聞いた瞬間に私の頭の靄がスっパぁーーーンと晴れたのです。
……更に怪しくなってまいりましたが(笑)
自分で言うのもなんですけど、今までいろんな落語会を企画してやってきました。
自分が出来るかぎりのことをやってきたつもりです。
そして9月からのこの会には今までやってきたことを全て注ぎ込むつもりです。
もしも、それで真打になれた時には、なにか新しい今までとは違う何かが生まれてるんじゃないか……
覚悟→生まれ変わる→新になる→ハゲになる
私の頭の中で繋がったわけです。
そして、チラシのアイデアが溢れ出したというわけです。
そうして出来たチラシが上のチラシです。
どうです?
やっぱり怪しい宗教みたいでしょう?笑
木村さん、そしてデザイナーの藤田くんのお陰で、
今までの私のチラシにはない素晴らしいものが出来たと思います(あくまで主観的に)
ありがとうございました!
真打に「なりたい」というより「なる」
「しのはちの覚悟」たくさんの方にご来場いただけると幸いです。
というか、来てくださ~い!お願いします~~~!!!
と、いくらでも頭を下げる……
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