手ぬぐい2016

やっと、あたたかい春を迎えられそうですね。

 

そんな中、

 

やっと、2016年度版手ぬぐいのお披露目です！

 

 

手ぬぐいは大概一月にお披露目するものなので、

 

「ヘイ！ブラザー！今何月だと思ってるんだぃ？」

 

とブーブー言ってる、ブーブーブラザーたちがいるのはわかってるんだぜブラザー。

本当にそうですよね。

いろいろやることが溜まってまして、やっとこさっとこアップです。

 

やっとこさっとこ……

 

久しぶりに使ったな……言語界では戦力外通告……とまではなってないでしょうが、

完全にローテーション落ちはしてますよね。

“やっとこさっとこ” 的にも、いきなり使われてビックリしてるんじゃないですかね？

 

「自分でいいんすか？ “どうにかこうにか” じゃなくて？ “何とかかんとか” でもなくて？ “やっとこさ” でもなく？マジっすか……肩温まってないんだけどな？いや、出たくないとかじゃなくて。……本当にいいのかなって…いいんすか？へえ…ならいいんすけど……とかいって、やっぱり後で “やっと” でいくわってオチじゃないんすか～？」

 

ってな具合なんじゃないでしょうか。

でも、なんか好きです。やっとこさっとこ。

 

……おや？なんか聞こえるぞ？

 

 

くだらねえことはいいから、さっさとやれ～！

 

こんなものを見に来たんじゃねえぞ～！

 

 

皆様のシュプレヒコールが響きわたってるのが聞こえる。

みんな……

 

 

受け取ったぜ！

 

 

 

 

 

今年の手ぬぐいもデザインしてくれたのは友人のアーティスト、

 

棚澤英恵さん

 

2013年からお願いしてまして、毎年素晴らしいのですが、

今年も、

 

 

最高です！

※自分の手ぬぐいですから意見に偏りがあります。

 

 

人間歳取るごとに好みって変わってきますよね。

私だけかもしれませんが、

若いころは派手でわかりやすいものが好きだったのに、

だんだん “さりげない” とか “はかない” とかそんな “美” が好きになってくるもので、

 

桜よりも梅が気になり、

 

朝日より夕日が

 

春より秋が

 

肉より魚が

 

ちりとてちんより酢豆腐が

 

フローリングより畳が

 

松井秀喜さんより川相昌弘さんが

 

ドラえもんよりポコニャンが

 

ハットリくんよりまんが道が

 

ゲルググより旧ザクが

 

サンタのお姉さんよりトナカイのお姉さんが

 

巨乳より普乳が

 

というかお尻が

 

好きになってきますよ……おや？

またまたお怒りのシュプレがヒコってやがる！

みんな……

 

 

受け取ったぜ！

 

 

 

 

とにかく昔はわかりやすい “美” が好きだったのが、

今ではだいぶ変わったということが言いたかったんですよ～だ。

そして、棚澤英恵さんはそれをとても理解してくれて作ってくれてます。

それではご覧いただきましょう。

 

 

今年の2016年度版志の八オリジナル手ぬぐいです！

 

 

 

 

 

 

2013年度版を踏襲したデザイン。

ハチの巣柄が重なってできる模様はとても秀麗で、

山水画のような、そこはかとない美しさがあります。

古典の中にモダンが垣間見えるその様は、まさに私が追い求める芸のようです。

最近本当に和の小物ブームで、いたるところで手ぬぐいを見ます。

そのデザインは古典的な柄からとてもアーティスティックな柄、コミカルなものまで多種多様です。

でもそのどれとも違う、とっても素敵な手ぬぐいをデザインしてくれました。

どうぞ皆様、私の落語会で販売してますので、実際にご覧ください。

でも「しのはちの巣」はお休みしちゃったんですけどね(笑)

 

一人でも多くの方に手に取ってもらいたいのですが、以前にも書いた通りお客様の中には、

 

「欲しいんだけど、手ぬぐいってどう使うの？」

 

と言われる方もいらっしゃいます。

そうですよね。

馴染みがないとわからないですよね。

手ぬぐいはなんでもいいんですよ。

タオルや布巾のように使ってもいいですし、

風呂敷のようになにかをくるんでもいいですし、

ランチョンマット的な敷物としてもいいですし、

使うのが勿体なければ絵画のように額に入れて飾ってもいいですし、

手ぬぐいを生地に使って小物を縫ってもいいんです。

世の中には手先が器用な方がいらっしゃいます。

折角なので、とても裁縫が得意な方々に頼みまして、いくつか作ってもらいました。

 

それが、こちら！

 

 

 

 

どうです！

 

素晴らしい！

 

垂涎ものです！

 

目に入れても痛くない！

※自分の手ぬぐいですからとにかく意見に偏りがあります！

 

 

作ってくださった皆様、ありがとうございました！

そして、もうすでに買ってくださった方々も、

 

「見飽きない」

 

「素敵」

 

「着物に合わせやすい」

 

などと、ま～ベタ褒め状態！

そんなに褒めると、

 

 

天狗になって木に登っちゃうぜ！ 

 

 

俺が作ったんじゃないんだけどな！

 

 

ホント手前味噌でなんですが “高座に持って上がるのが楽しくなる” そんな手ぬぐいです。

本当に素敵なデザインをありがとうございました！

 

棚澤英恵さんの美的感覚と色彩感覚には目を見張るものがあります。

それはご自身の作品にも表れてます。

ホームぺージにいくつか作品がアップされてますのでぜひご覧ください。

 

tanazawahanae.com

 

 

 

 

手ぬぐいを売るために落語会を企画しようかな……笑