OKKU
投稿日:2015/08/13カテゴリー:日記コメント:コメントはまだありません
皆様お元気ですか?
暑さでビロビロになってませんか?
私は、
ビロビロのビンロビロ
です!
仕方がないですよね。年々全国各地の気温が、いや世界中の気温が、
グングンのグンググン
と鰻上りですからね!(普通に鰻上りだけでいいじゃないかとは言わんといてください!)
こいつぁビロビロにもなりますぜ。
しかし、身体と頭はビロビロでも日々の時間は過ぎていく、
ドンドンのドンドドン
過ぎていくわけですね。
暑い中過ぎる時間に身体と頭は置いてけぼりですぜ。
仕事はありがたいです。たくさんやりたい!
落語の仕事は、
ドンドンのドンキホーテ(ジャングルだぁ~♪)
とやりたいのですが、その落語以外のことがいろいろあって。
それがおっくうでおっくうで……
ちょっとだけ本音言ってもいいですか?
ああああああああああああああああああああ!
動きたくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
面倒臭ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
「なぜだ?」
と考えてみました……
「なぜこうなるんだ?」
夏だから?
ノンノン。
暑いから?
ノンノン。
行きつくところ、
俺だから!
なのです。
カッコつけてるわけじゃないですが、トドのつまり落語以外のことをやるのが向いてない。
ということなんですね。
落語が上手いと言ってるわけじゃないですよ~~~。
それに、私だって他にも向いてるものはあるんだから!(わからないけど)
ですが!
今は落語以外のことをやるのがおっくうでおっくうで。
なので、このブログもそんな状況で書いてますのであまり真剣にお読みになって、
腹をお立てにならないでくださいね~。
おっくう
漢字で、
億劫
と書きます。
せっかくだからさ、億劫のことみんなもっと知っちゃいなよ!のコーナー!
実は「億劫」
我々落語家とは意外と近い関係にあったのです。
まず億劫とはなんぞや!ですよね?
仏教用語らしいのですが「長い時間」ということなんですって。
億はなんとなくわかるけど「劫」とはなんぞや?ですよね?
これは、元々サンスクリッド語で古代インドの時間の最長単位だそうです。
ですから、
秒<分<時間<いろいろあって<劫
的なかんじ!なのかもしれません!(あやふや)
「劫」には諸説あるみたいですが、
「アタイ水浴びがしたいのよねん」
と天女が天から降りてきて、その時に天女の羽衣が岩をサワっとなでます。
それで微かに、本当に微かに、スンゴイ微かに岩が擦り減るんだそうです。
「嘘やん!ちっとも擦り減ってないですやん!」
と思いながら我々人間は死んでいくんでしょうけど、
天女さんは気が長いですね。
もしかしたら擦り減らしてるつもりもないのかもしれませんが、
何度も何度も何度も繰り返し、それで完全にその岩が擦り減ってなくなるのを、
一劫(いっこう)
と言うんだそうです。
これを聞いて「ハッ!」と気づく人もいると思いますが、
そう寿限無!
言わずもがな落語の演目です。
知らない人のために、どんな内容かと言いますと、
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子どもができて、名前をつけようと近くのお寺の和尚さんに相談します。
「どうせなら縁起の良い長生きしそうな名前をお願いしますよ」
ということで、いくつか教えてもらったんですが、
どれも捨てがたいからということで全部つけてしまったから、さあ大変!
つけた名前が、
寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末
食う寝る処に住む処藪ら柑子のぶらこうじ
パイポパイポパイポのパイポのシューリンガンシューリンガンの
グーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
「もう~、あんまり名前が長いからコブが引っ込んじゃった」
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と、噺は長いんでハショりましたが、この、
寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処藪ら柑子のぶらこうじパイポパイポパイポのパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助くん
の名前の中にある「五劫の擦り切れ」の「劫」。
さっきの「一劫」の「劫」と同じです。
その五倍ですぜ旦那!
そいつぁ途方もなく長いですよね。
さあ、話は戻りますが「億劫」ですよ。
五劫でもスゴイのに億ですぜ旦那!
途方もない、途方もなさすぎてやりきれない!
もうやだ、やりたくない!
「ああ面倒臭い!億劫だわ~」
ということになったらしいです。
今の地球の年齢は、
45.4億歳
ほどと言われてます。
天女さんは今まで何劫ぐらいできたんでしょうね。
それほどの途方もない時間をかけての今があるんですよね。
これから先地球は何劫くらい生きるんでしょうか。
それこそ億劫ほどあってほしいと思いますが、
意外と長くないのでは?
と思ってしまう今日この頃です。
ここで、とあるお世話になってる方が話してくれた印象深い話を一席。
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あるところに、
宇宙という水槽を持っている神様がいました。
その神様は水槽の中で星を飼い、育てていました。
中には一際輝く美しい星がありました。
神様はその美しい星を地球と名付けました。
ですが近頃地球の様子がおかしく、あまり調子が良くなさそう。
顕微鏡で調べてみたところ、なんと地球はウィルスに侵されていました。
そのウィルスは地球を内外から破壊するだけ破壊して、今も尚繁殖を続けています。
そのウィルスの名は……
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地球にはいろんな人間がいます。
違う人もいると思いますが、地球にとっちゃ私はウィルスです。
あなたはどうですか?
我々はこのままでいいのでしょうか?
地球を治す特効薬はなんでしょう?
武器ですか?
エネルギーですか?
お金ですか?
もしかしたら、ウィルスを無くす特効薬にはなるかもしれませんが……
でも、それって誰に優しいんでしょうか?
今、億劫だからと考えずにいたらとんでもないことになるような気がします。
だから私も良くない頭を振り絞って考えたいと思います。
地球が億劫まで続くように……
最後にこんな億劫なブログを読んでいただきまして、ありがとうございました。
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