雷雨決行!
投稿日:2014/12/08カテゴリー:日記コメント:コメントはまだありません
皆様!
師走でごわす!
イエ~イ!
去年も言ったぜイエ~イ!
一昨年も言ったぜイエ~イ!
来年も言うぜイエ~イ!
再来年も言う・・・
もうたくさん!
ということでアっと言う間に12月。
たまには真面目なことを書こうと思います。
カッコつけマンて言わないでね。
先日12月7日、福岡の博多座にて、
第四回立川志の輔・立川生志兄弟会
がございました。
博多座の客席動員数は1400人。
落語にはとても大きい会場です。
ですが特別なのは大きさだけではなく、歌舞伎もやる芝居小屋だということです。
その会場の空気が普通のホールとはわけが違うんです。
今まで私も二回呼んでいただき落語をやらせていただきました。
今回で三回目ですが、
ちっとも馴れないっす!
小屋、スタッフ、演者、皆さん超一流。
誰もが出られるところではないんです。
しかもチケットは5分で完売!
お客様の期待度もものすごいわけです。
会場から、
お前どのツラさげて出てくるんだい?
と言われているような。
そうなんです、誰でも出られるわけじゃない。
私の出番は10分でしたが、それでも出られたのは特別だと思います。
自分の力では決して出られない。
たまたま志の輔の弟子だから。
それでたまたま生志師匠に可愛がってもらっているから。
それを高座に上がると会場が教えてくれるんです。
生志師匠が舞台でおっしゃってました。
「はじめ博多座の方から落語家には貸さない」
と言われたと。
でも、それが今では毎年暮れの恒例になっているわけです。
そうなったのも福岡は生志師匠の故郷だからというだけではない、いろいろな経緯ががあったそうです。
それはこんなブログで書くのは失礼なので書きませんが、
私の師匠も、生志師匠も、ただ楽してあそこにいるわけではないんです。
今更言うことでもないですよね。
でもあえて言わせてください。
あそこに立つためにはそれ相応の努力と苦労がなければ立てないんです。
それを今回改めて私は教わりました。
開演してすぐ、お客様からの割れんばかりの拍手の中、回り舞台で登場したお二人の姿に、
そして私の落語が終わった後に花道を歩いてくる師匠の姿に、
そのあと「みどりの窓口」で会場を爆笑の渦に包んでいる師匠の高座姿に、
そして休憩後「柳田格之進」で会場を感動の渦に包んでいる生志師匠の高座姿に、
私は教わったのです。
I Have a Dream
私には夢があります。
私が夢と言うと、
なんとも薄っぺらな響きで陳腐なものになってしまうのが夢に申し訳ないのですが、
私には夢があります。
博多座が私の最終目標ではありませんが、
私もいつかあの場所に相応しい落語家になりたい!
そして皆さんもそうだと思いますが、私も落語家としてだけではなく、いろんな夢があります。
でもそれはそう簡単には叶えられるものではありませんよね。
でも決して諦めてはいけないんです。
私が言うと陳腐なので、
私の大好きな ザ・クロマニヨンズ の歌「雷雨決行」の歌詞を借りれば、
合言葉は雷雨決行
嵐に船を出す
引き返すわけにゃいかないぜ
夢がオレたちを見張ってる
そうなんですよね。
きっと我々は夢にずっと見張られてるんですよ。
そして諦めたらすぐ見放されてしまうんです。
どこかへ行ってしまうんです。
だから漕ぎ続けなくてはいけないんです。
例えそれが晴れではなく嵐でも・・・。
だから私は諦めません!
でも俺スッゴイ雨男なんだよなぁ・・・。
とかなんとか言ってるとすぐ見放されるんです!
だから合言葉は、
雷雨決行!
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