鎌倉らくご日和

先日鎌倉の鎌倉宮にて、

 

鎌倉らくご日和

 

がございました。出演は、

 

落語界の生けるカロリー伝説！我らが 立川生志師匠、

 

宇宙よりの使者メビウス落語家 立川三四楼くん、

 

落語界のジョン万次郎 立川志の春くん、

 

落語協会からサラサラヘアーのサラブレット 桂三木男くん（注1）、

 

そして、戸塚生まれの雨男の私でした。

ありがたいことに生志師匠が我々に声をかけてくださったのですが、

もともとは鎌倉長谷にございます竹炭専門店「鎌倉すざく」さんにて隔月で開催されている落語会、

その名も、

 

長谷落語

 

生志師匠と若手一人（そんなに若くないです）という落語会で、

我々若手は（全く若くないです）順番に呼んでいただいているんです。

そして今回の鎌倉らくご日和にはその長谷落語のメンバーが集結したというわけなのです！

 

 

ウルトラマン大集合的な！

 

 

ディヤッ！

 

 

本当にご縁というのはありがたいものでございます。

ありがたや～ありがディヤッ！

しかもこの鎌倉らくご日和はスゴイんですよ～。

なにがスゴイのかというと、なんと！

 

薪能の舞台

 

でやらせてもらえるということなんです！

 

「薪能」ってわかりますか？

 

「たきぎのう」と読むのですが、

 

薪を焚いてその灯りで能を舞う、とても幻想的な舞台。

 

 

そこで落語をやらせてもらえるんですよ！

 

 

よみうりランドのウルトラマンショー的な！

 

 

違うか！

 

 

さすがに落語ですから薪は焚きませんけど我々の心は燃えますよねえ～。

初めは私もどんなところでやるのかわかりませんでした。

 

「薪能ってなに？」

 

ってかんじでしたから、チラシに書いてある “雨天中止” の文字を見たときには、

 

 

ディヤッ!?

 

 

と驚き、

 

 

シュワッチ！

 

 

と飛んでしまいそうになりました。

あまり落語会で雨天中止と銘打った会はございません。

しかもこのとき台風19号がウルトラマンも引くくらい大暴れしながら関東に近づいているという、

とってもスリリングな状況。

 

 

今まで野外でもやらせていただくことが何度かありましたが、

雨に降られたことはないにしろあまり良い思い出がなく・・・、

こいつはとうとう、

 

「雨男の本領発揮か？」

 

不安が私の胸を不法占拠しておりました。

しかし、台風もなんとか一日我慢してくれてその日は清々しいばかりの、

 

 

曇り空

 

 

いいんです！

 

降らないだけましなのです！

 

それにちゃんとカラスはいっぱい鳴いてくれたんだから。

 

それに救急車だって何度も行ったり来たりしてくれたし。

 

志の春の時には17時の時報だって大音量で鳴ってくれて・・・、

 

 

 

台風来いや！

 

 

もういっそ来いや！

 

 

台風来ディヤッ！

 

 

と叫びそうになりましたが、

後でお客さんに聞きましたら、そんなハプニングもありましたけど、

とても素敵だったとおっしゃってくれました。（景色がね）

 

やる環境で全然違うものなんですね。

同じ野外でも今までのところとは全然違いました。

やってる我々も皆とってもやりやすかったと言ってましたし、

お客さんも皆様満足して帰られたとのことで、

やっぱり特別な場所だったんだなぁ～と改めて思いました。

 

落語の後はメンバー全員で大喜利をやらせていただきまして、それもメチャクチャ楽しかったです！

 

 

その日は高座返しを鎌倉すざくの鈴木社長の御息女ナッちゃんがやってくれまして、

大喜利ではハリセン役（ダメな人をハリセンで叩く人）までバシッ！とやってくれて、

最後はハリセンではなく答えでビシッ！と締めてくれて大盛り上がりのまま会は終わりました。

 

 

打ち上げにその勢いのままなだれ込んだもんですから、

 

 

楽しいの楽しくないのって！

 

 

ああ～～～またやりたい～～～！

スタッフ、関係者の皆様ありがとうございました。

そして生志師匠、お声をかけていただきましてありがとうございました！

 

 

鎌倉と言えば私は10月25日、北鎌倉の佛日庵別院瑞光殿で、

 

酒と肴と落語をたのしむ会

 

をやらせていただきます。

そして今年の長谷落語はあと一回。

私は出ませんが来月11月29日にやられるそうです。

出演は生志師匠と三四楼くんです！

ぜひご来場ください！

 

 

う～～～ん、メビウス！

 

 

 

 

 

（注1）三木男くんの髪はサラサラヘアーってほどではありません。